自動車重量税とは・・・
自動車重量税とは、自動車重量税法に基づいて、軽自動車を含む自動車に対して車両重量0.5トン毎に課税額が増加する税金です。新車登録時、継続検査(車検)、構造変更検査時など車検証の交付を受ける際に納付します。重量税の1/3は道路関係の費用に使うことを目的として市区町村に振り分けられています。つまり重量税払わずして車検はありません。
コンパクトカーやミドルセダンなど1.5トン以下のクルマの新車時(3年)の重量税は36,900円です。エコカーなら免税や減税75%または50%が適用されます。日産セレナやトヨタノアなどのミドルサイズミニバンは2.0トン以下の重量税で49,200円になります。新車見積の際には見積書の重量税額を確認してみてください。現在の新車は免税・減税対象車が多いのでほとんどが減額されているかと思います。
出典:http://www.jaf.or.jp/profile/report/youbou/tax.htm
重量税は古くなると高くなる
自動車重量税は現在、13年未経過・13年経過・18年経過の3段階に分けられ課税されています。経過年数が進むにつれ重量税額は高くなります。ただしエコカーは除かれます。エコカーは13年未経過の一般車よりも税額が安く設定されています。エコカーとは新車登録時また、初回車検時にエコカー減税(免税または減税)を適用された車種のことを言います。エコカーに当てはまらない車種は13年経過時6回目の車検(抹消期間有車やレンタカーを除く)で重課されることになります。
重量税の疑問点ここにあり
エコカーが道路に与える影響も古い車が道路に与える影響も実際には関係ありません。古い車が極端に重いはずがないのです。同じように自動車税でも税金の軽課・重課があり自動車には色々税金があります。
車検の際にその都度かかる重量税は負担となります。同時に車検時に必要な自賠責保険は必ず必要不可欠なものですので仕方ありません。しかし道路維持のためであれば自動車税もそうですしガソリン税も値します。ガソリン税にはさらに消費税も上乗せされ税金に税金がかけられ車に関しては二重三重の税金が課税されています。この複数の税金を一本化または一部廃止などし自動車ユーザーすべての負担軽減になればさらなる自動車業界の発展につながると感じております。