出典:http://toyota.jp/landcruiserprado/grade/grade3/
トヨタ ランドクルーザープラドのスペック情報
トヨタ ランドクルーザープラドの価格帯
3,349,963円~5,133,927円(税込)
トヨタ ランドクルーザープラドのグレード情報
TX(ガソリン5人)、TX(ガソリン7人)、TX(ディーゼル5人)
TX Lパッケージ(ガソリン5人)、TX Lパッケージ(ガソリン7人)、TX Lパッケージ(ディーゼル7人)
TZ-G(ディーゼル7人)
全車4WD、6速AT
編集部おススメグレード TX Lパッケージ(ディーゼル7人) 4,696,037円(税込)
今回のマイナーチェンジで登場した2.8Lクリーンディーゼルエンジンはパーワーと燃費の両立で非常におススメのエンジンです。TZ-Gに装備されるLEDヘッドライトはTX Lパッケージ(ディーゼル7人)に標準装備され、本革シートやクルーズコントロール、そしてサードシートは電動格納式と豪華な装備です。TX系のグレードならタイヤは乗り心地に優れた17インチが標準になるのもおススメです。
2.7Lガソリンモデルと価格差は約74万円の価格差はありますが性能の違いに納得ができ、TX Lパッケージ(ディーゼル7人)は200系ランドクルーザーの標準グレードAXよりも約30万円価格が安くなっています。
パワーと低燃費の両立 ディーゼルエンジン
V8 4.6Lエンジンに匹敵するパワーと低燃費
新型ランドクルーザープラドはV6 4.0Lエンジンを廃止し2.8Lクリーンディーゼルエンジンを採用しました。最大トルクは45.9kg-mを1,600回転から2,400回転までフラットに発揮し力強くスムーズで200系ランドクルーザーのV8 4.6Lエンジンに匹敵するパワーを持っています。
静かで力強いディーゼルエンジンは最新の6ATとの組み合わせで低回転で走行できますので燃費も良好です。スペック上は11.8km/Lで実際の走行でもあまりアクセルを踏まず走行できるため実質燃費もそれほど変わらず走行できます。
この新型2.8Lディーゼルエンジンはオフロードでもオンロードでもそれぞれ大きなメリットがあり動画で確認しましょう。
動画を見てみよう!
新型ランドクルーザープラドのオフロードとオンロードの走りが確認できます。
ガソリンモデルの割安感 6ATに進化
ランドクルーザープラドはマイナーチェンジでディーゼルエンジンの追加のみではなくガソリンエンジンモデルも改良されました。
特にトランスミッションは4ATから6ATへと多段化されよりきめ細やかな変速が可能になりました。貨物車ベースのエンジンで瞬発力に欠けるが中低速域で使い易くなっています。基本設計は平成元年に登場したRZエンジンで設計の古さも気になりますが可変バルブの採用や軽量化などにより当時の性能に比べ大きく進化しています。しかし2トン以上の車体は重くパワー不足感があり、燃費も9.0km/Lと期待できません。
ガソリンモデルのTX(ガソリン7人)で350万円ですので割安感は感じます。
大きすぎないSUVミニバン
出典:http://http://toyota.jp/landcruiserprado/grade/grade3/
大きく見えるランドクルーザープラドですが全長は4,760mmとミディアムセダン並みの全長でほぼ5mに迫る200系ランドクルーザーに比べると取回し性能に優れています。7人乗りモデルは3列シートになりミニバンと同じ使い勝手が可能なクルマです。ただしミニバンと違いスライドドアではありませんのでサードシートへのアクセスは不便です。また、シートのクッションは薄く大人の人が長時間乗車は厳しいシートで緊急用と割り切る必要があります。
サードシートが不要な際には電動で格納できますので力いらずで便利です。セカンドシートはスライド機能もあり高級セダン並みに快適に乗車できます。低床化を進めた結果セカンドシート中央の足元に段差が残ったのは残念です。
シンプルで上質なインテリア
200系ランドクルーザーのような高級感はありませんが上質なインテリアです。セダンならマークX並みの質感で細部にわたり上質な造りになっています。エアコンの操作パネルは使い易い位置にあります。その上部にナビゲーション、オーディオを装備する造りになっていますが、身長170cm前後のユーザーなら少々操作位置が高く感じられますので展示車や試乗車でご確認ください。
メーター類は自発光式で奥に表示される造りのため前方や横からの日差しに影響されることなく高い視認性を保つことができます。
三菱パジェロとの競合で30万円値引きを狙う!
新型ランドクルーザープラドはトヨタ店のみの販売に変わりありません。つまり、トヨタの販売店同士での競合は出来ない車種です。競合なら三菱パジェロが最適です。パジェロは現在のモデルが間もなく9年を迎えますがクリーンディーゼルエンジンも装備し競合には最適です。値引き面も拡大しており車両本体価格から30万円以上の提示がありランドクルーザープラドの値引き拡大のための良い材料になります。
新型ランドクルーザープラドの値引きは車両本体価格から25万円、販売店装着のナビゲーションシステムを選択して3万円前後の値引き合計28万円前後の値引きを目標にしましょう。しかし、新登場のクリーンディーゼルは値引きが拡大しにくくなっています。月末の週末イベントで営業スタッフの実績が欲しいタイミングを狙って商談することが大切です。